木製家具はその品質が高い場合、虫食いが発生していることも少なくありません。
そのほとんどは製材をする際に虫食い部分を取り去ることができずに残ってしまっているケースが多いものです。
また最悪の場合には虫食いを発生する虫自体が木材の中に潜んでいると言うこともあります。
一般的に木製家具に使用する木材は一定期間水につけて、内部の虫を追い出す作業が行われます。
これを乾燥させ歪み等を十分に除去した後製材して木製家具を作ることが一般的ですが、中にはその工程を実現せずにすぐに使用すると言うケースもあるため、この場合には内部に虫が残ってしまう恐れがあるので注意が必要です。
自然の風合いを残すために虫食い穴をわざと残し、構造に影響しないような加工を施すケースもあります。
しかしこの場合でも虫自体は除去することが必要であるため、それ以上虫食いが進まないものとなっています。